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高度成長時代に建設され、老朽化した多くの鉄筋コンクリート造建物が、更新時期を迎えつつあります。今後、これらの建物は順次解体され、解体コンクリートが大量に発生することが予想されます。資源のリサイクルに対する社会的な関心が高まるなか、鉄筋コンクリート造の建物を解体することによって発生する「コンクリート塊(解体コンクリート)」の処理問題が懸念されています。
現在解体コンクリートのリサイクルとして確立されている「路盤材としての再利用」だけでは処理できる量に限界があります。また、最終処分場も飽和状態になりつつあります。
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- 解体コンクリート発生量予測グラフ
2005年頃には、解体コンクリート量は路盤材の需要を超えると予測されています。
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- 最終処分場の受け入れ容量予測グラフ
最終処分場は、2008年には飽和状態になると予測されています。
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こうした社会的背景から、鉄筋コンクリート造建物を多数建設してきた当社は、事業所や電力設備など、大型の鉄筋コンクリート造建物を多数所有される東京電力(株)様と共同で「コンクリート資源循環システム」を開発・実用化いたしました。
シミズコンクリート資源循環システムは、解体工事で発生したコンクリート塊から、骨材(砂利と砂)と微粉末(主にセメント成分)に分離・再生。再生骨材は再び構造用のコンクリート骨材として、また微粉末はセメント原料や地盤改良材等に再利用することで、循環型社会の構築に貢献しています。
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シミズコンクリート資源循環システムの概念図
(図中の●ボタンをクリックするとプロセスの詳細をご覧いただくことができます) |
この技術は当社技術研究所実験棟建設工事で実用化し、現在「東京団地倉庫建替え工事」「富士通蒲田新棟建築工事」の2件に採用されています。
なお、開発・実用化にあたっては、北海道大学工学部 友澤史紀教授のご指導をいただいています。
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