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2005.02.16
揺れる前に警報!被害を予測。
緊急地震速報活用システムを試験運用


当社は、気象庁が地震検知後、数秒で震源情報を配信する「緊急地震速報」を活用した「緊急地震速報活用システム」を開発し、当社技術研究所に導入して試験運用を開始しました。

このシステムは、「即時情報伝達・警報システム」と「簡易被害予測・配信システム」の2つから構成されます。「即時情報伝達・警報システム」は、大きな揺れが来る前に、携帯メール配信、イントラネットによるパソコンのメッセージ配信、構内自動放送など、多様な方法で、即時に地震情報を社員に伝えて安全確保を促します。また、「簡易被害予測・配信システム」は、震度分布や被害を予測し、当社施工の数万件にのぼる建物のサポートに役立て、迅速・的確な震災対応を可能にします。

今後は、この試験運用の結果をもとにシステムの改善を行い、一般のオフィスや生産施設などに防災システムとしての活用を提案いたします。

緊急地震速報活用システム概念図

●緊急地震速報活用システムのメリット・特徴

  • 地震発生時に多様な方法で即時に地震情報や警報を発信することで、社員に安全確保を促し、火災などの二次災害への対応を迅速に行うことができます。
  • 震度分布や建物被害(被災度)の予測により、施工建物のサポートに役立てます。
  • 気象庁からの速報を受信後、ただちに解析から情報配信まで全て自動的に行います。

インデックス ■緊急地震速報と連動する緊急地震速報活用システム
■大きな揺れがくる前に、地震情報を伝達「即時情報伝達・警報システム」
■瞬時に震度分布を解析し被害を予測「簡易被害予測・配信システム」



緊急地震速報と連動する緊急地震速報活用システム

気象庁の「緊急地震速報」は、地震発生時に震源に近い観測点で初期微動(P波)を検知して、震源位置と規模、大きな被害をもたらす主要動(S波)の到達時刻などを数秒で割り出し、各地へデータを配信するシステムです。この情報により主要動(S波)の到達前に、各種の対策を行う可能性が広がります。

緊急地震速報活用システムは、この緊急地震速報受信後、解析処理から情報配信まで、一連の動作を全て自動化しています。

新潟県中越地震を例にしたシミュレーション実験では、震源地での地震発生後10秒以内に構内放送(放送1)があり、その直後に警報器が作動。地震発生から主要動が到達する50秒の間に、携帯メールへの配信、パソコンへの地震情報・震源位置の自動表示などが行われました。

新潟県中越地震を例にしたシミュレーション実験

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大きな揺れがくる前に、地震情報を伝達「即時情報伝達・警報システム」



パソコンへ地震情報を自動表示

主要動(S波)の到達前に、社員へ地震情報を伝達して、身の安全確保や火災などの二次災害への対応を促すシステムです。

警報は、「携帯メール配信」「イントラネットによるパソコンへのメッセージ配信」「構内自動放送」及び「警報器」など、多様な伝達ツールでリアルタイムに発信されます。

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瞬時に震度分布を解析し被害を予測「簡易被害予測・配信システム」

被害予測を地震発生後の素早い対応に役立てるシステムです。緊急地震速報の震源情報から瞬時に震度分布などを解析し、指定されたパソコンに地震被害予測結果を配信します。

予測結果は、GIS(地理情報システム)を利用して視覚的に表示します。また、当社施工の数万件にのぼる建物データベースと連動して、施工建物を予測震度分布の地図上に表示し、各建物の概要情報を参照し、迅速・的確な震災対応に役立てます。

今後は、建物ごとの被災状況を簡易的に予測し、予測震度分布の地図上に同時に表示する機能を組み込む予定です。

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