2008.11.27

テクニカルニュース

防災・減災

生産施設を災害から守る火災・爆発リスクマネジメント

生産施設では、地震や台風といった「自然災害リスク」だけではなく、火災や爆発などの「事故災害リスク」に対する備えも重要です。

万一、事故が発生した場合、施設や設備に被害を与えるばかりでなく、事業そのものが長期間にわたり中断する可能性があります。また、事故の規模が大きくなると、周辺住民の方々にも影響を与えてしまうことが懸念されます。

当社は、事故災害を最小限に抑えるさまざまな技術を開発し、お客様の事業活動を強力に支援しています。今回は、生産施設を事故災害から守るための最先端の計画技術の一部をご紹介します。

火災対策

爆発対策

ガス漏洩対策

周辺住民の安全


火災対策

煙流動シミュレーション 
~火災時における煙の流れを予測~

火災時における建物内の煙の流れを予測します。想定する火災に応じた煙の予測が可能です。

煙による損害の程度、在館者に与える影響を定量化し、防排煙対策などに反映させます。


建物内の煙流動の予測結果


避難行動シミュレーション

火災時3次元熱応答解析

延焼防止―ドレンチャー水幕型防火区画

避難誘導―火災フェイズ管理型防災システム


爆発対策

爆風圧シミュレーション~爆発事故時の爆風圧伝播を予測~

爆発事故時の構造部材にかかる爆風圧を予測し、建物の安全性についての検討が可能です。

爆発事故時の施設内や周辺建物にかかる爆風圧を予測し、ガラスなどの飛散防止対策により、人命を確保することができます。

爆風圧の伝播解析(例)

衝撃力応答シミュレーション

耐圧設計―爆風圧に対する柱・梁工法



ガス漏洩対策

ガス拡散シミュレーション 
~危険性ガスの拡散状況を予測~

危険性ガスの漏洩事故時の拡散状況を予測し、最適な避難ルートや各種センサーの設置により、漏洩事故時の人命の確保を実現します。

さまざまな化学物質の拡散予測が可能です。


施設内の危険性ガスの拡散予測(例)

保護区画確保―ディフェンス空調システム


周辺住民の安全

広域ガス拡散シミュレーション 
~危険性ガスの周辺への拡散状況を予測~

危険性ガスの漏洩事故時における敷地外の拡散状況を予測し、周辺住民の安全性について評価します。

敷地周辺の気象条件を考慮した評価を行うことができます。さまざまな化学物質の拡散予測が可能です。


敷地外への拡散予測(例)

市街地延焼シミュレーション

広域避難シミュレーション


生産施設を災害から守る「火災・爆発リスクマネジメント」について、パンフレットを発行しましたのでご活用ください。