論文紹介清水建設が発表した論文をご紹介します。

バイオレメディエーションによる汚染土壌の修復(その1)-燃料油汚染土壌の分析と修復可能性に関する検討-

第77号2003年4月
岡村和夫、田崎雅晴

近年、バイオレメディエーションによる土壌の修復が注目されている。その中で、燃料油に汚染された土壌の生物修復については、ここ1~2年で実用化されてきた。しかしながら、燃料油に関する環境基準が定められておらず、その分析方法についても確立されていない状況にある。実際の修復工事には汚染土壌の調査、油種の選定、浄化の選定等は必須事項であり、修復工事に必要な燃料油の分析方法を検討し、汚染土壌修復の可能性調査方法、油種の選定方法についても検討を行った。

Soil Remediation using Bioremediation Technology (I)- Study on the analysis and treatability test of the fuel oil contaminated soil -

by Kazuo Okamura and Masaharu Tasaki

In recent year, the use of bioremediation technology for soil remediation is gaining wide coverage. In Japan, bioremediation has already been applied to petroleum-contaminated soil. However, there are no environmental quality standards for petroleum compounds and there are also no established analytical methods. Therefore, we studied the analytical methods for petroleum compounds, the treatability methods for contaminated soil, and the evaluation method by oil type.

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