論文紹介清水建設が発表した論文をご紹介します。

バイオミメティクス技術を活用した「アートコンクリート」の開発と実用化

第95号2018年1月
  • 辻埜 真人(技術研究所)
  • 黒田 泰弘(技術研究所)
  • 橋田 浩(技術研究所)
  • 西田 朗(技術研究所)
  • 菊地 俊文(技術研究所)
  • 片山 行雄(技術研究所)
  • 依田 侑也(技術研究所)
  • 齊藤 亮介(技術研究所)

本報では、美しく・品質に優れたコンクリートを実現する「アートコンクリート」に関する技術の概要および実用化の状況を示す。「アートコンクリート」は、主に2 つの技術で構成されている。一つは、コンクリートの収縮を低減する新たな材料開発や膨張材の最適な調合によって実現した乾燥収縮によるひび割れが生じないコンクリート「ゼロシュリンク」である。他方は、水を著しくはじくハスの葉の表面機構を模したバイオミメティクス(生物模倣)技術を利用することで優れたコンクリートの表層品質を実現する「アート型枠」である。

Development and Practical Application of “Art Concrete” Using Biomimetics Technology

Masato Tsujino, Yasuhiro Kuroda,Hiroshi Hashida,Akira Nishida,Toshifumi Kikuchi,
Yukio Katayama,Yuya Yoda and Ryosuke Saito

This paper presents an overview of the technology and practical application related to "Art Concrete" for realizing concrete with excellent beautiful and quality. "Art concrete" is mainly composed of two technologies. One is a concrete "zero shrink" that does not crack due to drying shrinkage achieved by the development of new materials to reduce shrinkage of concrete and by the optimum mix proportion of expansive additive. The other is an "art form" that achieves superior concrete surface quality by using biomimetics technology that mimics the surface features of the lotus leaves that significantly repels water.

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