2007.04.25

テクニカルニュース

環境

緑や自然が満喫できる都市

今年から「みどりの日」の改正に伴い、「みどりの週間」に替わり「みどりの月間」が始まります。みどりの月間は、毎年4月15日から5月14日まで。期間中は「みどりの式典」など、「みどり」に関する各種の催し物が全国で行われます。

今回の特集では、みどりの月間にちなみ、ビオトープをはじめとする当社の緑化関連技術と、当社社員による「どんぐりの森づくり」についてご紹介します。


当社の緑化関連技術

都市部では最大級 ─ 都市型ビオトープ「再生の杜」

都市部では最大級(約2,000m2)の都市型ビオトープです。敷地の約3分の1が水辺で、水辺から陸地へ徐々に環境が推移する「エコトーン(遷移帯)」をコンパクトに再現し、多様な生物の生息空間を創り出しています。

自然生態系再生、資源再生、生活環境再生という3つの「再生」をテーマに、人と自然がバランスよく共存するための様々な研究や開発に取り組んでいます。


「再生の杜」全景


コサギ等、大型の鳥類も飛来している

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万葉集に詠まれた常緑系の植物を導入 ─ 屋上ビオトープ「万葉の里」

万葉集に詠まれた常緑系の植物を導入し、年間を通して緑豊かで四季折々の花や果実を楽しめる屋上ビオトープです。

現在、135種の植物と、101種の昆虫、15種の野鳥の飛来が確認されており、生物層の豊かさを実現しています。


「万葉の里」全景


ジュウニヒトエ


ノシメトンボ


ルリシジミ

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シンガポールでも展開中 ─ ユニット型壁面緑化システム「パラビエンタ」

特殊な土壌とメッシュフレームからなる緑化ユニットを、壁面に固定するシンプルなユニット型壁面緑化システムです。軽量化と施工性の向上による低コスト化を実現するとともに、緑による自由な壁面デザインを可能にしました。

昨年の秋に、シンガポールのサンテック国際展示場にて開催された「エコプロダクツ国際展2006」に出展。

また、今年1月には、N-parks(シンガポール国立公園庁)の新設公園「Hortpark」内の壁面に設置されました。


「エコプロダクツ国際展2006」に出展


「Hortpark」内の壁面に設置

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仮想体験しながらビオトープの計画づくり ─ 自然景観シミュレーション「ビオナビ」

ビオトープ計画におけるコンセプトを明確にし、コンセプトに沿った完成後の景観イメージや経年変化などを視覚的にご提案できるビオトープ計画シミュレーション技術です。

お客様のご要望を対話形式により引き出し、当社の保有技術を用いて計画に反映させることで、計画からメンテナンスに至るまで、すべてにご満足いただける最適なビオトープ計画をご提案します。


3D鳥瞰図


ビオナビは「再生の杜」等の計画にも活用


社員が集めたドングリで手作りの森づくり

当社技術研究所では、東京や千葉、埼玉など関東圏にある公園で拾い集めたドングリを用いて、敷地内に「どんぐりの森」をつくる活動を2005年秋から進めてきました。

社員有志とその家族により拾い集められたドングリは、各家庭で約1年半かけて苗木まで育て、今年4月に予定地へと植樹されました。技術研究所では、この活動を通じて従業員の環境意識の啓発・向上を図るとともに、地域の緑の充実や都市のヒートアイランド現象緩和等に少しでも貢献したいと考えています。


各家庭で育てた苗木を技術研究所に植樹


塀の内側(平たん)と外側(法面)に植樹

■活動の詳細

目的

・従業員の環境意識の啓発・向上
・自分たちが働く場(技術研究所)の環境整備への参加によるモチベーション高揚
・地域の緑の充実や都市のヒートアイランド現象緩和等への貢献

内容

・平成17年 夏…
「どんぐりの森づくり会」発足
技術研究所の再整備に伴う敷地内の緑化に際し、外部に面する緑地帯に、ドングリの森を作ることを企画、有志による「どんぐりの森づくり会」が発足。

・平成17年10月…
ドングリ採集・持ち寄り
職員やその家族が休日等に自宅の近くでドングリを拾い集め、一旦、技術研究所に持ち寄る。

・平成17年11月~…
育苗セットの配布

技術研究所に持ち寄ったドングリを、虫食いや実入りの状況を見て選別し、育苗セット(ドングリ、育苗ポット、育て方メモ)として希望者に配布。
播種・育成
各家庭において、ポットにドングリを播き成長に合わせて株分けなどを行い、約1年半かけて育成。育てた苗木の数は約600本。

・平成19年4月…
ドングリ苗の植樹

各家庭で育てた苗木を持ち寄り、植樹を行った。

規模

・参加者…職員とその家族約90人
・植樹範囲…約200m2(今後の整備に伴い、あと200m2程度も予定)